title11.gifねぎ様 投稿作品 「ぬくもり」 第三章 後編6−10




第三章







綾は、淳平の髪の毛を優しく撫でると、軽くキスをし、そして頬、首筋とキスを繰り返す



「えっ?東城・・・ど、どうしたの・・」



とまどいまながらも、新鮮な快楽に落ちていく淳平



チュッ  チュッ


       チュッ  チュッ



軽くキスをし、そして時折小さな舌で軽く舐める行為を繰り返す

やがて、その行為は淳平の胸へとたどり着き、自分がされたのと同じように、淳平の乳首へキスをし、軽く舌を這わす



「うっ・・・あ・・・す・・・すげぇ気持ちいいよ・・・東城・・・」



素直に言葉に出す淳平。それは綾にもっとして欲しいという意思表示も含まれているのであろう
視線を下に移すと、一生懸命自分の胸に愛撫をする綾の姿は映る
その小さな唇が、自分の乳首に吸い付き、そしてその唇から小さく覗かせる舌先が、チロチロと突起を舐め回す

長く、綺麗な黒髪が、淳平の身体に垂れかかる。
清楚な美少女が、今目の前で生まれたままに姿になり、そして自分への愛撫を繰り返す。

見ているだけで興奮するような行為を自らが体験している。

淳平は再び綾の手の平の中で熱さを取り戻して行った



  チュッ  チュッ



綾は徐々に大きくなっていく淳平の陰茎を握り締め、つたない上下の動きを繰り返す

舐め続ける舌先は、ゆっくりと腹部へと近づいていく。



「え・・・、と、東城・・・」



綾が何をしようとしているのか。
仄かな期待感とともに、まさかという思いもあった



そこにたどり着いた綾は、握り締めていた手を離し、そして両手でゆっくりと淳平のトランクスを下ろし始める



「あ・・・東城!ちょ、ちょっと!?」



淳平の制止も聞かず、綾はトランクスを下まで下ろした



「キャッ!!」



トランクスを下ろすと同時に、弾けるように綾の目の前に現れたもの

まっすぐとそそり立つそれは、つい先ほどまで自分の手で愛おしく触れていたものであり、そして、大好きな淳平の大切な箇所であった


(や・・・すごい・・・

         こんなに大きいんだ・・・)



目を丸くして見つめ続ける綾に恥ずかしさを隠せない淳平



「ちょ、ちょっと東城・・・あんまり見ないでくれよ・・・

          恥ずかしいって・・」



淳平の言葉に、我に返る綾



「ご、ごめんなさい・・・ 

    だ、だって・・・

            真中くんの・・・・

                      その・・・・  えっと・・・・」



かける言葉を探すが、何を言っていいのかわからない。
ただ、言える事は、それが淳平自身であり、そして、綾がこれからすることによって、淳平がもっと気持ちよくなってくれるということだ



綾はそっと手を差し伸べると、根元の方をつかみ、そしてゆっくりと上下に動かす







「うっ・・・はぁっ 気持ちいい・・・」



美少女に、自分の陰茎を見つめながら、手淫を繰り返してもらう
やがて綾もコツを掴み始めたのであろう。時折力を加えたり、優しく撫でたり、そして、もう片方の手で、大きくそそり立つその先端を優しく撫で始める



「ん・・・  いいよ・・・  

       東城・・・そこ・・

                  気持ちいいよ・・・」



淳平の気持ち良さそうな声と表情に、綾に嬉しさがこみ上げてくる



(真中くん・・・

          真中くん・・・)



綾はゆっくりと顔を近づけていく

                

(真中くんがしてくれたように・・・

                あたしも・・・・)



既に息がかかるくらいにまで綾は近づいていた

目を瞑り、もたらされる快楽にすっかりと身を委ねてる淳平



男性の象徴を、優しそうな表情で見つめ続ける綾



(真中くんのだもの・・・

          それに・・・

               真中くんのこと・・・・)



根元を掴み、親指から中指で摘んで小さく動かしながら、ゆっくりと口を開ける



(大好き・・・)



「うわっ!!」



小さな口の中に、熱く大きなものを含む。
元々小さな綾の唇は、しっかりと淳平をくわえ込み、そしてゆっくりと奥へと誘おうとする



一瞬の感覚に目を開き、己の欲望に目をやる淳平
そこには、一生懸命に手でしごきながら、小さな口で自分のをくわえ込んでいる綾の姿がある



「と、東城・・・う・・・・」



初めての口での感覚。とでもではないが、耐えられるものではない

小さな唇がきつく淳平を締め上げる。ゆっくりと上下するその口の中で、綾のかわいい舌が淳平の陰茎にまとわりついてくる



    クチュ・・・   チュパ・・・




(真中くん・・・

          真中くん・・・)



綾の中では、淳平への思いでいっぱいだった
自分の行為全てで淳平をもっと気持ちよくさせてあげたい
もっともっと、淳平の事を知りたい
そして、淳平と一緒になりたい



「ん・・・  んふ・・・


         んぐ・・・   ん・・・」




綾が上下に動くたびに、長く柔らかい黒い髪が淳平の太腿や腹部にくすぐるように触れる

手でされるのとは違う、口の中でのその行為は
綾からもたらされる液とまざり、暖かく包まれている感覚に襲われていく







淳平の中で大きな波が訪れる

動かしている手の動作を速める
口の中で、大きさを増し、徐々に固さも増してくる


綾は止めることなく、口淫を繰り返す



「ん・・・   うん・・

       ちゅっ・・・

                    ぐちゅっ・・・」



「と、東城・・・・

      お、俺 ・・・・」

                
     
  『何?』



そんな表情で、口にくわえながらチラっと淳平のほうを見る綾



「イ、 イキそう・・・」


               
綾にもたらされ続ける快楽は淳平を一気に絶頂へと導く



「東城・・・

  
        イッてもいい・・・・・?」



うつろな表情で、綾の髪の毛を掴みながら尋ねる



「ん・・・」



綾は返事をする代わりに淳平への行為の速度を増していく



「んぐ・・・

        んはぁ・・・  ん・・・

                      ちゅ・・・  

           む・・・  ん・・・        んぅ・・・」



「あぁ・・・と、東城・・・」



淳平の陰茎が、大きく脈を打ち始める
腰の辺りに、独特な感覚が生まれ始める



綾の行為は止まらない



「東城・・・イ、イクよ・・・」



綾の頭を両手で押えつけるようにする



綾は口に含んだ淳平の先端に舌先を絡みつかせる



「東城!!  イクッ!!」



 ドクン   ドクン



大きく脈打つと、淳平は綾の口の中で己の欲望の塊をたくさん吐き出した



「ング・・・!?ン・・・」



突然口の中に広がる淳平から吐き出された欲望



(あ・・・熱い・・)



口の中で、広がる淳平から出された液

綾はそれをゆっくりと全て飲み込むと、まだそそり立つ淳平の陰茎へ再び口淫を繰り返す







「と、東城・・・ちょ、ちょっと・・・」



離そうとする淳平の両手を掴み、綾は大きく根元の方まで咥え込む



「うぅ・・・くっ・・・」



無意識に行った二人の行為は、偶然にも淳平に先ほどとは違う快楽をもたらし、その手の力が弱まっていく



(真中くん・・・

        真中くん・・)



綾はまだ少し出てくる液体を吸い出し、今度は手で軽くつまむと、小さな舌をチロチロと這わせ始める



「うっ・・・す、すごいよ・・・

        東城・・・ 」

               
     
学校一の美少女。それも一目見て誰もが見とれてしまうその清楚な姿からは全く想像が出来ない光景

あのいつも大人しい、そして照れ屋の綾が、今、自分の陰茎を咥え込み、さらには愛撫を繰り返している



上下する綾の身体。大きく揺れる綺麗な胸。



「真中くん・・・

         気持ちいい?」



「あ・・・うん・・・すごく気持ちいいよ・・・」



「本当? 
  
       えへっ  嬉しいな・・」



ニコっと笑う綾。そのかわいらしい笑顔を見ただけで淳平の中で再び大きな波が生まれる



(真中くん・・・

   好き・・

         大好き・・・)



淳平への想いを募らせながら行う行為。

いつしか、綾自身の秘部も潤いを溢れ始めていた



(や、やだ・・・

       また・・・ 

   真中くんに気持ちよくなって欲しいのに・・・

          なんで・・・

                  あたしまで・・・)
            


相手の快楽を求め続けることにより、自らも快楽を得る。
そのことを知らない綾は戸惑いを隠せない



(どうしよう・・・

    真中くんには・・・

              知られたくない・・・)



「はぁっ  東城・・・いぃ・・・

     好きだよ・・・・ 

                東城・・・」



「ん・・・  んぐ・・・    ん・

            クチュ・・・・  ん・・・・」



根元から先端へとツーーっと舌を這わせ、先端を舌先でなぞるように舐めた後に、口の中へと含み奥まで咥える




「あぁ・・・いい・・・
 
               すごい・・・・」

         

「ん・・・・んはぁっ・・・・ん・・・」



(真中くん・・・やっぱダメ・・・)



綾は先ほどから感じている感覚に、抑えがきかなくなってきていた



(あたしも・・・

     もう一度・・・)



淳平への愛撫を繰り返しながら、自らの足を交差させてもじもじとし出す綾



(もう一度・・・

             して欲しい・・・)
    


綾は淳平を咥えながら、じっと顔を見つめ続ける



「ん・・・んぐ・・・ん・・

   チロ・・・・   チュッ・・・ペロ・・・」



(真中くん・・・お願い・・・

       して・・・


               あたしにも・・・して・・・)



10



自分の欲望の想いが、淳平への愛撫へと表れていく


淳平は咥え続ける綾の顔をずっと見ていた

美少女のその姿は、とても淫らで、見ているだけでも興奮を増していく


そんな美少女が咥えながらも自分の事を見つめている

潤んだその瞳。ほんのりと赤くなったその表情は、どこか物欲しげな感じに映る



(東城・・・  もしかすると・・・)


綾は行為を続けながらも、淳平の事を見詰め続ける

 

(そうだよな・・・

         さっきから俺ばっかだし・・・

それに・・・)

     

淳平は綾の胸に起つ突起へと手を差し伸べる



(俺・・・

もう東城と一緒になりたい・・・)



強い思いが淳平を動かす



ゆっくりと身体を起こし、そして綾の顔を自分のものに押えつけながら身体を動かし、綾の秘部へと顔を近づける



「ん・・・はぁっ・・・ちょ・・・

    ま、真中くん・・・!?」



淳平の行動に戸惑いながらも、再び訪れる快楽を求める自分がいる

抵抗は言葉だけで、身体は淳平の行動を欲している



ペチョ



「あ・・・あぁ〜〜〜〜・・・」



すっかり濡れてしまっていたその蜜壷に、再び淳平の舌先が滑り込む



「ま、真中くぅ〜〜〜ん・・・」



綾はそこからアタマの先まで突き抜けるような快楽に襲われる

今まで我慢していたものが弾けるように、自分の中から熱いものが溢れてくのがわかる



「ん・・んぐ・・むはぁ・・・む・・・ん・・・」



綾は淳平の陰茎に貪るようにくらいつく

お互いの秘部への愛撫を続ける

ゆっくりと舌先を綾の中へと入れていき、その一方で視線は綾の行為をしっかりと見つめ続ける



(東城・・・好きだ・・・


             大好きだよ・・・)



気持ち良さそうに、そして一生懸命な綾の姿

その姿は淳平に例えようのない愛情をもたらし、そして1つの想いを募らせる


      『東城といつまでも一緒にいたい』



淳平は我慢が出来ず、綾の顔を自ら離すと、熱いキスをした



「ん・・・ま・・・ん・・・・・・」


口の中をかき回され、そして半ば強引なキスに一瞬戸惑う綾

だが、淳平の行為に、自ら感じたものがあったのだろう


(真中・・・くん・・・

           好き・・・)



綾は淳平にしっかりとしがみつく

大きな胸が淳平の身体にしっかりと触れる

ゆっくりと唇を離す

小さな糸がお互いを繋いでいる

もう一度キスをする


淳平はそっと綾を布団の上に横にすると、乱れた髪の毛をそっと整える



「東城・・・

     俺・・・東城と・・・」



真剣な、それでいてどこか優しさの溢れる表情



「うん・・・

      あたしも・・・

           真中くんと・・・」



「東城・・・」



再びキスをする淳平


前髪を後ろの方へ掻き揚げるように優しく綾のアタマを撫でる



「大好き・・・」



綾の小さな口から出た言葉


今日、何度聞いたことであろう


今までに何度聞きたかった言葉であろう


綾への愛情がどんどん大きくなっていく



「東城・・・いい?」



「うん・・・いいよ・・・」



綾の暖かい微笑みに、初めてという心配も淳平の心から消えていく


ゆっくりと自らのそれをつかむと、先ほどまでの行為ですっかり濡れている綾の秘部へとぎこちなくあてがう



「あ・・・ん・・・」



綾の身体に力が入っているのがわかる



第三章 後編6−10・終了・第三章 後編11−15へ


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