title11.gifねぎ様 投稿作品 「ぬくもり」 第三章 前編1−7




第三章







「真中くん・・・や・・だめ・・・・・」

綾の小さな口から漏れる声は、淳平の耳には届いてはいるものの、指を動かし、そして胸を舐めるごとに聞こえてくるかわいい声に淳平の興奮は止まらない


ビクッ!!


一瞬、綾の身体がのけぞる

下着の中へと侵入した指先が、ゆっくりと綾自信へと近づいていく

「あ・・・    く・・・・・ん・・・・・」

目の前の綾の光悦な表情を見ながら、淳平は指をゆっくりと綾の茂みの中へとたどり着かせる

(や、柔らかい・・・)

小さな茂みを通り過ると、そこには柔らかい感触が待っていた


ピチョッ


「あぁん!!」


(うわっ・・・すっげぇ・・・・

           濡れてる・・・・)


綾の大きな喘ぎ声が、更にその動きを後押しする

そっと、綾の秘所を指でなぞる


ピチャ
     クチュ
           クチュ


「はぁ・・・あん・・・ま・・・まなか・・・くん・・・・ん・・・・」

 
初めて触られたその秘部からは、綾もわかるほどに、内からの蜜が溢れていた


(だめ・・・・・やだ・・・
 
              はずかしいよぅ・・・)


そんな想いとは裏腹に、淳平によってもたらされる快感は、綾の身体を益々、官能の世界へと導いていく


「東城・・・・」


綾の快楽の表情を見ることで、更に己の欲望が高まっていくのがわかる

そっと指を下着から抜き、そして眼でその先を確かめる


「東城・・・・濡れてるよ・・・」


淳平はそう言うと、人差し指を綾の目の前にかざす


「や・・やだ・・・

         真中くん・・・ 

                     は、はずかしい・・・」

綾は顔を真っ赤にし、自らの身体から湧き出たその液体のついた指を、ギュット隠すように握り締めた


「東城・・・   感じてるんだね・・・」


淳平に全てを見透かされたようで、益々恥ずかしくなる綾







「大好きだよ・・・」


そんな綾を優しく見つめ、ゆっくりとキスをし、舌をすべりこませる


「ん・・・・ん・・」


お互いの舌が絡む音が響く


淳平は、手を綾の下着にかけ、そしてゆっくりと下へ下ろそうとする

だが、初めての経験なので、なかなかうまくおろせそうにない


クィッ


急にするっと下着を下ろすことが出来た

綾が腰を浮かしたのだ

それが、淳平の事を思ってなのか、はたまた、綾自信が早く淳平を求めているのか・・・

あらわになった綾をゆっくりと見つめる淳平



「もう・・・恥ずかしいよぅ・・・・」


右手で胸を、左手で茂みを隠すように抑える綾


だが、淳平はもう一度キスをすると、ゆっくりと自分の左手を綾の右手に、そして右手で綾の左手を取り、握り締めたまま綾の顔の横に押し付けた

「え・・・?!」

一瞬とまどう綾

だが優しくキスをされ、耳元、首筋へとキスが移動していく

(あ・・・なんか・・・・

        さっき違う・・・・)

淳平の口先が、綾の先端の周りを軽く嘗め回す


「あぁ・・・やん・・・」


綾の声を聞くたびに、もっとその声が聴きたくなり、徐々に責めに力が入っていく


乳首を舌先で転がし、軽く唇でつまんだあとに、やさしく前歯で噛む


「あぁぁぁっ・・・んん・・・くぅっ・・・・」


快感が綾の身体を駆け抜ける







いつの間にか解かれた右手が、淳平の髪をかきむしり、そして自ら快楽を求めるが如く、胸に淳平の顔を押し付ける

淳平の左手は、茂みの周りをゆっくりとなぞり、そして、その流れ出る蜜壷へと、再びたどりつく


(す、すっげぇ・・・

         さっきよりもビショビショだ・・・)


指先に絡みつく、冷たい液体は、先ほどとは比べ物にならないくらい、指先から手の平にまで溢れ出ている


淳平は胸からおなか、そして徐々にその秘部へと顔を近づけていく


「だ、だめ・・・真中くん・・・そこはだめ・・・

              お願い・・・   あん・・あぁ・・・」


綾が抵抗すればするほど、淳平は綾の両手を押えつけ、そのまだ見ぬ女性の、いや、綾自身を責めたい気持ちにかられてくる


鼻先が茂みに触れ、綾の両足をゆっくりと広げる


「あ・・・やだ・・・

           恥ずかしい・・・・そんなに・・・見ないで・・・・」


淳平に見られてるというだけで、その羞恥心からか、あふれ出る液体は止まる事を知らない


じっくりと眺める淳平

(す、すっげぇ・・・こうなってたんだ・・・

     なんか・・・でも

               東城の・・・

                    かわいくて綺麗だな・・・・)


初めて見る女性の性器

淳平も綾も、お互いに本や映画などで十分な知識はあるものの、それを直に見ることはまだない

まだうっすらとした茂みの間に、一筋の流れに沿って谷間が開き、泉が湧き出る箇所と、その上部にある丸い突起が、綺麗にピンク色に色づいている


淳平はそっとした先で綾の泉を舐めた


「きゃっ!」

大きくのけぞり、淳平の頭を抑える綾







その綾の反応から、『今までとは比べ物にならないくらいに気持ちいいんだ』と感じた淳平は、更に綾の秘部を舌先で舐める


クチュッ クチュッ 

  ジュル クチャッ


とめどなくあふれ出る泉を、かき出すように責め立てる


「あ・・・・・あぁぁぁ・・・・も・・・・・な・・・なんか・・・・・へん・・・」


綾の身体から沸き起こる不思議な感覚

内から熱いものを感じ、淳平の下が上下するたびに、全身がしびれるような感覚が沸き起こる

さまよいつづける唇は、いつの間にか自らの指をくわえ込み、淳平を求めるが如く、舌先で指を嘗め回す

胸を責めていた片方の手が、ゆっくりと綾の秘部へとたどり着き、両手でその部分を広げ、更に舌先を伸ばす



「あ・・・だ・・・だめ・・・・真中くん・・・

                き・・・・気持ちいい・・・」


綾の口からでた気持ちいいという言葉

その言葉がより一層淳平の欲望をかきたてる

ひろげたその秘所の上にある、小さな突起ににした先が触れる


「ああぁぁぁ!!」


ビクッ! ビクッ!!


大きな声をあげ、感じてしまう綾


淳平は気付かないうちに、クリトリスへとたどり着いていた







初めて触れられたクリトリスへの愛撫に、綾は今までにないほどの快楽を与えられ、気付けばシーツのしみもかなり大きく広がってきていた


「東城・・・・気持ちいい?」


淳平の問いに、綾は恥ずかしながらもコクンと頷く


「ダメだよ。ちゃんと口で言ってくれないと」


淳平はわざと綾をいじめるような言葉を投げかける


「え・・・・で、でも・・・恥ずかしい・・・」


「なんで?だって、さっきは言ったじゃん」


そう、確かにさっきは言った


『気持ちいい』と


本能から出た言葉


口に出してしまったことに、恥ずかしさが更に膨らむ


「東城・・・これはどう?気持ちいい?」


淳平はゆっくりと指先を秘所の下から上のクリトリスへむかって触れるか触れないかの動きを繰り返す


「ん・・・・あぁ・・・あん・・・・」


言葉と指で愛撫を繰り返される綾


「もしかして・・・痛かった?」


一瞬不安になる淳平


「ううん・・・痛くは・・・・ない・・・」


「良かった」


お互いの唇がまた重なる。
舌先が絡み合い、そして、淳平の指はゆっくりと綾の中へと侵入を試みる


「ん・・・・・・!?」


一瞬、綾の身体が硬直する


「最初だから・・・痛かったら言ってね・・・」


「うん・・・ありがと・・・真中くん・・・」


綾の痛みを少しでも和らげようと、キスと愛撫を繰り返しながら、ゆっくりと指先を挿入していく


「ん・・・・あ・・・・・くん・・・・・あぁぁ・・・・」


綾の中へゆっくりと指先が入っていく


(すごい・・・・こんなにやわらかくって・・・

       それで、凄い濡れてる・・・

              中って、こんなに広いんだ・・・)







人差し指が、半分ほどまで中に入る


綾の耳元で優しくささやく


「大丈夫?痛くない?」


硬直していた身体が、淳平の一言でゆっくりと柔らかくなる


「うん・・・平気みたい・・・」


「じゃぁ、ちょっと動かしてみる・・」


綾の頷くのを確認すると、淳平はゆっくりとそして優しく人差し指を抜いたり、出したりした


「あぁ、はぁっ、はぁっ・・・・ん・・・あん・・・あぁ・・・」


ゆっくりと出入りするその指先には、絡みつくように愛液が注がれていく


「東城・・・大好きだよ・・・・東城・・・・」


綾の耳元で優しく囁きを続け、下で綾の耳への愛撫を繰り返す


「真中くん・・・あたしも・・・・好き・・・

           大好きなの・・・・」


「東城・・・・」


「真中くん・・・・」


お互いの名を呼び合う


綾は淳平の身体にしがみつき、全身から感じる快楽に襲われている


「東城・・・すごいよ・・・

             たくさん出てる・・・」



「や・・・そんなこと・・・

         言わないで・・・」


綾の恥じらいが、淳平の興奮を高める


「東城の中・・・すごい暖かくて・・・

             柔らかくって・・・」



「あぁ・・・・ はぁ  はぁ・・・   くっ・・・・うぅぅん」


綾の口からは、喘ぎ声しか漏れてこない


淳平は徐々に指の動きを早めていった


「あっ!あぁ・・・ま、真中・・・・・・く・・ん・・・」


「何?東城・・・・」


お互いの耳元で囁き合う


「す・・・すごく・・・

        気持ち・・・いい・・・・」


囁かれた綾の言葉は、淳平の行動を後押しする


「気持ちいいの?じゃぁ、これは・・・?」


人差し指で挿入を繰り返しながら、親指で先ほどの突起を軽く突く


「あぁぁぁ・・・・そ・・・それも・・・」


乳首は立ち、身体全体もほのかにピンク色に上気している


「それも・・・・何?」


先ほど同じように意地悪な質問をする


「ん・・・・あぁ・・・・・や・・やだ・・・・・」


恥らう綾


「じゃぁ、ちょっと抜いてみようか?」


綾の顔を見つめる淳平

綾は快楽で眼を潤ませながら、恥ずかしそうに、淳平の顔を自らの横に押し付け、耳元で囁く


「お願い・・・

             やめないで・・・」


淳平は綾をギュっと抱きしめると、愛撫を繰り返す。







先程よりも動きを速くし、また、遅くしたりして緩急をつけながら、綾の内部を徐々に広げていく



「あぁ・・真中くん・・・・

     もっと・・・・

              お願い・・・もっとして・・・・」


恥じらいを脱ぎ去った綾は、この快楽をもっと得たいと淳平に要求する


そして、徐々に内から訪れる不思議な感覚


何かが落ちるようなその感覚は、綾の身体全身を襲い始める


「あぁ・・・そこ・・・・

     気持ちいい・・・・」


柔らかい綾の身体全体を抱きしめながら、淳平は更に愛撫を繰り返す


(あ・・・何・・・なんか・・・

           出そうな・・・)


綾を襲い始める未知の感覚


(あ・・・だめ・・・・もう・・・

             出ちゃう・・・・何・・・


                    これ・・・何・・・?)


綾は自然と膣を締め付け始めていた


淳平は、きつくなった膣内で少し指先を曲げ肉壁に触れてみる

  ザラッ

そんな感覚が指先にきた


とその瞬間、綾の身体が大きくのけぞり、ギュっと入り口が更に小さく締まった


「あぁぁぁぁぁぁぁ!!」


  ビクン!ビクン!!


一瞬何が起きたのかわからなくなったが、すぐに事態は把握できた

挿入された指先と、入り口の間から、溢れるような蜜


イクということを知らない綾は、突然の抜けるような感覚に一瞬恐怖を覚えながらも、止まらない快楽に、初めてイク経験をした。



第三章 前編1−7・終了・第三章 後編1−10へ


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