title11.gifねぎ様 投稿作品 「ぬくもり」 第二章 1−5




第二章







「・・・・・・・んっ・・・・・・・・・・・」

軽く触れた唇が、ゆっくりと離れていく

「はぁっ・・・・」

お互い、思わず息が漏れてしまう

(や、柔らかい・・・)


静かな夜


そっと触れた唇の感触がまだ残る

口惜しく離れていくその姿

そして、再び見詰め続ける潤んだ瞳

「東城・・・・」

抱きしめている腕に力が入る

小さな身体

その小さな綾の身体の柔らかさは、淳平の触感を刺激し、更に自分の内側のたぎるものを高めさせる

「真中・・・・・・く・・・・ん・・・」

見詰め続けるその瞳と、微かに開いた唇は
今しがた行われた接触をもう一度求めるが如く、ゆっくりと淳平に近づこうとしていた




「・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・」




無言で再び近づいていく二人


「あ・・・・・ん・・・・・・・・・・・・」


唇が重なり合い、少し触れては離れ、そして再び重なり合う


軽く、お互いを確かめ合うようなキス




     チュッ 


                      チュッ




二人の重なりが奏でる音が、静かな部屋の中にこだまする







「東城・・・・・・・・・」

淳平は、抱きしめている腕に更に力を込め、そして、自らの身体も綾に密着させるように抱き寄せた

「・・・あ・・・・・う・・ん・・・・・  

             真中くぅ・・・・・・・・ん・・・・」

求められてる唇から、愛しい人の名とともに漏れる声

少し荒れた淳平の唇を感じる

綾の頭の中は、段々とボーーッしてきていた


(もっと・・・・



               もっと真中くんと・・・・・・・) 


淳平に抱き寄せられていた身体は、いつの間にか、自ら求めるようにしがみつき

そして、最初は触れているだけのようなキスも

二人の気持ちが自然とそうさせているのであろう

押し付けるように、お互いの存在を確かめ合うように、強く、そして、徐々に荒々しくなっていた



「あ・・・・はぁっ・・・・・・ん・・・・・・・・・・・・ん・・・・・・・・」



重なり合う唇から、時折漏れる綾の吐息



そのかわいらしい声は、淳平の脳を刺激する

小さく開いたその唇に、淳平は自らの舌を半ば強引に滑り込ませた


「・・!?・・・・・・・ん・・・・・!!」


突然の侵入に、戸惑い眼を開ける綾


だが、目の前には、自分を求め、眼を瞑り重なる淳平がいる


(・・・真中・・・・くん・・・・・


          あたしを・・・・・



                        求めてくれてる・・・・・・)







小説や映画で得た知識

綾も、今自分が行っている行為がどういうものなのか

そして、これから二人が行おうとしている行為がどういうものなのかは、十分理解していた


「ん・・・・・・ッチュ・・・・・・  


                 クチュッ・・・・・・・


                              はぁっ・・・・・」


自らの舌で、淳平を受け入れる

初めての舌の感触

そして、力強く、自分の口の中で求め続ける淳平


そんな淳平の行動が、綾の気持ちを高ぶらせる


そして、淳平の行動に呼応するように

自らも淳平を求め、舌を淳平の中へと滑り込ませる


「ん・・はぁっ・・・・・


              はぁっ・・・・」


重なり合う唇からは、息継ぎの荒い吐息と、感じあう声が漏れる



         チュパッ


                    チュッ   クチュッ


                        チュパッ



絡めあう舌が、お互いの内を刺激しあう

口元からは、唾液が溢れている

だが、今の二人には、その液も決して汚いものではなく

あごへと伝わるその感覚が、却って興奮を高めさせていた







(う・・・・・もう・・・・・


             止まらない・・・・・・・)


淳平の身体は、既に反応をしめし

そして、それを気付かせるが如く

淳平は身体を綾に押し付ける


身体に感じる綾の感触

淳平の胸の位置に感じる綾の感触は

とても柔らかく、弾力があり

淳平の欲を高めさせるには十分であった


そっと綾を抱きしめている腕の力を緩め

左手で綾のアタマに触れる



「・・・ん・・・・・ん・・・・


                 ッチュ・・・・ん・・・・」



綾は、淳平との深いキスを求め続ける

淳平はそんな綾の気持ちを察してか、綾の顔を自らに押し付けるように軽く力を加える


「・・はぁっ・・・・・・・あん・・・・・


                  ん・・・・・」


淳平も求めていると感じた綾は、大胆に更に奥へと淳平を求め続ける

淳平はその綾に応えるが如く、そして、自らの欲を満たすが為に、綾と絡み合い、そして、綾の中へと侵入を繰り返す

ゆっくりと解かれた右腕が、綾の背中をそっとなぞり、そして肩から腕へとゆっくりと移動をしていく



(と、東城・・・・・・)


改めて感じる綾の身体


小さく柔らかい綾の身体は、触れているだけで淳平の脳への刺激を繰り返す

ゆっくりと触れているその右手は

浴衣の上からそっと綾の胸へと移動をする







「ん・・・!?


        あ・・・・・あぁ・・・・・・ん・・・・」


綾の口から声が漏れる

その声はとても艶があり、淳平の興奮を更に高める

大きくふくよかな綾の胸はとても柔らかい



(す・・・すごい・・・・・・・・


           と、東城も・・・・感じてるんだ・・・・)


淳平は右手に力を込め、強く胸を揉みしだく



「あ・・・・あぁ・・・・ん・・・・・・・


       ま・・・・・真中・・・・

 
                  くぅ・・・・ん・・・・・」


綾の口から、甘美な声が漏れる

一瞬はなれた唇

だが、すぐに再び重なり合い、更に激しく求め合う

淳平の手の平が、綾の先端に触れる



「はぁっ・・・・・あ・・・・ぁ・・・・・・・・・・・」


綾の反応に、淳平はその先端を軽く親指で押し付ける


「ん・・・うぅ〜〜ん・・・・・あぁ・・・・・」


小さなその先端は、いつの間にか固く形を成し

淳平が触れるだけで、綾の身体に初めての感覚をもたらしていた


「東城・・・・・・・・」


キスを繰り返しながら、綾の名を呼ぶ


「真中・・・くん・・・・・」


求め続ける唇の合間から、お互いの名を呼び合う二人


「好きだよ・・・・・東城・・・・・」


淳平の言葉に、身体の奥から熱いものを感じ始める綾


「あたしも・・・・大好きだよ・・・・・・・・・・」


淳平にしがみつく腕に力がこもる

綾の腿にあたる淳平が、徐々に形を変えていく



(ま・・・・真中くん・・・・・



                大きくなってる・・・・・・)



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