おまけ2 - EVE  様











「知らないて「だまれぇ!!」グシャッ ぶはぁ!!? …な、なにするのさ!?」


強烈な突っ込みと共に渾身の右拳が突き刺さる。


せっかくのオープニングを邪魔されてご立腹の作者だが、


「お前が『おまけ』掲載してから、感想がこなくなっちまったろうが!」


突っ込むのはまたしてもこの男、真中淳平。


「ま、まじなのかい!? 僕の責任!??」


そうだとしたら、かなり深刻な問題だ。感想は作者にとって『命』、稚拙な筆を動かす『潤滑剤』なのである。




しかし、存続の危機だとしても、やったからには最後まで逝かせてもらう。


「早! ナレーター立ち直り早!!」


「………え〜、ということなので、進行したいと思います。」


「まったくただでさえ素人なんだから、あんまりでしゃばるなよな。」


「すいません、このおまけが不要だと思う方は感想板にてご指摘下さい。」orz


「まじめにやらずに、ふざけてばかりいるからだ。」


第一話においてぼろくそにいわれたせいか、やたらつっこみがきつい真中。もしかしたら、その一話が原因かもしれないが、その時はもう致命的である。そうなったら作者一同腹くくって退場するしかない。


「自サイト作って細々とやってたほうがよかったんじゃないか!?」


そうかもしれない。


「ブ、ブルータスお前もか!?」


ナレーターである。


「み、みかたじゃないのかい!?」


「日ごろの行いってやつだろ?」


ちなみに言っておくが、二人とも勘違いしている。ナレーターは常に客観的かつ公正である。


「うあ、ず、ずっこいぞ!?」


作者の威厳も地に落ちたようだ。


「ふぅ、で?」


「あ、あと、ど、どうしようか?」


うろたえる作者。


「とりあえず、今回のあとがきからやったらいいんじゃないか?」


意外にまともなことを言う真中。「意外は余計だ!!」


「そ、そうだね。といっても今回は物語の導入だから、主人公である真中を掘り下げてみたんだけど。やっぱり今後の真中の行動に対して矛盾を感じないようにするには、なるだけ正確に彼の精神構造や動機の発生の仕方なんかを把握する必要があるとおもって。」


「それで、あんなにぼろくそに言ってくれたんだな。」


まだ、根に持っているらしい。


「は!? そうだよ、ぼろくそに言ったのはナレーターじゃないか!? もし一話がだめならナレーターのせいだからな!!」


ぐ、そ、そんなことはない!(汗


「ふふ、どうしたんだい? ずいぶん動揺しているみた「お前が、書いたんだけどな。」いじゃないか?―――――――」



 ……………………



「……………………」



「ま、まぁそんなに落ち込むなよな? 一応管理人さんとかスタンダードさんから感想もらったわけだし。そ、それにもしかしたら展開を考えてくださってるだけかもしれないだろ?」



 ……………………



「……………………」


「な。元気出せって連載終了までは俺が付き合ってやるからさ?」


「ぐす、真中きゅ〜ん」(i_i)






というわけで、進めさせてもらおう。一応大まかなプロットが決まったようなので((嘘。実際は感想をもらえたからである。))連載という形でスタートしたこの『Life is ...』、今回は再構成という形で物語が進行していくことになる。主人公は原作と同じ真中淳平。ただ、原作と違って小学六年生からのスタートで、より詳しい内容はネタバレになるので、ここでは割愛させてもらうが、登場人物の心の動き、また行動に矛盾がないように整合性に気をつけながら小、中、高という思春期に少年少女がどうふれあい、どう成長していくかを追っていきたいと思っている。なお、複線もしくは意図的な構成により、時系列その他に混乱を招く可能性があるが、できるだけ作中にて消化していく予定なのでご容赦を。我慢ならない、もしくはもう読みたくないなどの意見があれば、意見板にて投稿していただければ、真摯に受け止めつもりです。もちろん、今後いれてほしい展開、面白い設定、オリキャラなども継続して募集中なので、気軽に投稿していただけたら幸いである。


「ま、真中きゅん、いうことなくなっちゃったよ。」


「や、やめろよ、気持ち悪いから…」


とりあえず、作者が持ち直すまで続けさせてもらおう。


「お、おい、いいのかよ、お前の仕事なくなっちまうぜ?」


「は!? おっとと、いけないいけない、そんなことはさせないよ?」


……………チッ


「「ち、『チッ』ていった!」」


「あとがき、裏話と、あとなんだっけ?」


「次回予告だろ?」


やりたかったのに………


「「やりたかったんだ。」」


「さ、さて気を取り直して次「ボケるなよ。」…ぐ…」


「前回それで、中途半端に終わったんじゃねぇか。」


「じゃ、じゃあいくぞ〜〜。







次回予告

「西暦2015年、人類の明日を守るため、汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオンが今、出撃する。
新番組、新世紀エヴァンゲリオン、第壱話「使徒、襲来」。」


「………あれ?」


「もう帰れ。」


「え?」


レッドカード。


「え、え?」



――――――――しばらくおまちください。―――――――



「で、どうするよ? この雰囲気。」


とりあえず、まじめに次回予告しておけ。


「ふぅ、そうだな、それじゃ。











                           それは奇跡



                       校庭 校舎 階段 廊下



            そのどれもがありきたりな世界で、少年は期待と共に駆ける。



                           それは祈り



                       希望 願望 切望 渇望 



                 彼を駆り立てるものはそれだけで十分だった。



               疲労と興奮のはて、そこで真中淳平は『直面』する。





                   次回、『masterpiece』  おたのしみに。





次回もサービスサービスッv「おまえもか!!」














新世紀エヴァンゲリオンはガイナックスの作品です。

「管理人さん、私も大好きです!」

作者として、最後かもしれないこの場を借りて言っておきたかったようだ。


続く?



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