2004夏・赤丸ジャンプ読みきり「しーもんきー」二次創作

S M  NUDE - strike blue  


    


ぷ し ゅ わ あ あ あ ぁ ぁ ぁ あ あ あ ぁ ぁ ぁ



『 小さな穴 』 から 噴水の如く立ち上る 血しぶき

『 小さな穴 』 から 泉のように湧きあふれる 鮮血




「あ あ あ ・ ・ ・ あ あ あ ・ ・ ・ あ あ あ」




紅(くれない)に染められる 処女(おとめ)の白い肌




「う あ ぁ ぁ ・ ・ ・ は あ あ ぁ ぁ ・ ・ ・ も ・ ・ ・も ん じ ゅ ・ ・ ・ あ あ ぁ ぁ」




紅(くれない)の意識の中・・・ 少年の息づかいが・・・




ぷ し ゅ う ・ ・ ・ し ゅ う ・ ・ ・ し ゅ う う う ぅ ぅ ぅ




拡がってゆく 赤い“血(しるし)”・・・ 赤い“液体”・・・ 処女(おとめ)の証(あかし)か・・・




「い や あ ぁ・・・く に お さ ぁ ん・・・い や あ ぁ・・・こ ん な の・・・こ ん な の い や ぁ ぁ あ あ ぁ ぁ」




せつない 処女(おとめ) の 絶叫(さけび) が かなしく 部屋中 に 響き渡った・・・ ・・・ ・・・ 






    <「二人」が ↑ このようになる その 一時間前・・・>







じゅわあああ  じゅう  じゅう  どっかあああん! ぼぼおおおお ぼぼぼおおお ぽむっ! ぴしっばしっ ばっかあああんんん!




「・ ・ ・ ・ ・ ・」




どしーん!  どしーん!  だむだむだむだむ  ずびびびびびびいいい   どわむっ! どわむっ! どわむっ! どわむっ!





「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ (汗) ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」





けのっ!   ぴんぷる ぱんぷる ぺむ ぽっぷん!   ぱんぷる ぴんぷる ぺむ ぽっぷん!   ちゅどおおおんんん!!!





「・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・(汗汗汗) ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」






ま っ は ろ っ ど  で  ず ど ど ど ど お お お! ず ど ど ど ど お お お! ず ど ど ど ど お お お お お お!!!






「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(大汗)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」






い い わ ね っ !   い く わ よ っ !   ぴかっ どぉっかああぁぁんんん!!!   ♪ばんばらばんばんばん♪






「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(油汗)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」






しゃあかっさらにできるようのなったながんだむっうっでぃたいいっむりですっじおんめっじゃぶろーからでていけっじょおだんではないっ!!!






「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(た〜らり たらり)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」






ま        ち        る        だ       さ       あ      あ      あ      あ      あ       ん






「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(とぉ〜たらり)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」







紋樹は 生きた心地がしなかった

絶句したまま ダイニングの椅子の上に 石のように固まり 座っていた

紋樹は 隣の部屋から聞こえて来る 『異常音』 に怯えていた

絶句したまま 四六(しろく)のガマ の ごとく びっしょりと 油汗を かいていた



『 異常音 』が 聞こえて来る 隣の部屋・・・



その部屋は 工場 ではない

実験室 でもない

派手な 映画 の たぐいを 上映している 映写室 でもない



邦夫が 紋樹 を 待たせ 入っていった

その部屋には 扉に こう 書かれていた



       『 台 所 』

 

       つまりは



       『 キッチン 』







「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」








いったい  邦夫は  何の  料理   を   作っているのだろうか ???


いや そもそも  何の  料理  を  作ると  このような 『音』 が するのだろうか ???


いや それ以前に  邦夫が  作ろうとしているのは ほんとうに  料理  なんだろうか  ???


いや たとえ 料理 だったとしても  それは ほんとうに  地球人の食べ物  なんだろうか  ???


たしかに 食べさせる 相手 は ちょっと“違う” 地球の女の子 である事には 違いないのだが ・ ・ ・








うおぉーふぉ〜ふぉ〜ふぉ〜ふぉおぅ あぁなぁたぁのぉこぉこぉろぉのぉすぅきぃまぁおぉうぅめぇしぃまぁせぇうううぅぅぅ〜〜〜








! ! ! ど お お お お お お お お ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ー ー ー ー ー ー ん ん ん ん ん ん ! ! !









・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・








静かになった・・・








どうやら 料理(?) が できあがったらしい・・・








かちゃ・・・ぎいいいぃぃぃ・・・・・・








もわあ   もわあ   もわあ   もわあ   もわあ   もわあ   もわあ   もわあ  もわあ








『 台所 』 の 扉 が 開く


真っ白な煙 が 流れてくる・・・ いや ・・・ これは 水蒸気 だろうか ???


『 台所 』 の 扉 を 開いて


真っ白な煙 の 中から 邦夫 が 大きな皿に その料理(?) を 盛って 現われた




「 おまたせぇ〜  もぉーんじゅう!  邦夫特製の 『 ドンパッチ唐揚 』 だよぉー! おいしいよう! 」




どかっ!




巨大な皿が 紋樹 の 目の前 に 置かれる




☆★☆ つーーーーーーーーん ☆★☆




異様な 『 刺激臭 』 が 紋樹 の 鼻くう を 貫く




(涙) つつーーーーーーーーうう (涙)




異様な香。  いや 『 刺激臭 』 は 紋樹 の 涙腺まで届いて 彼女の両目から 涙 を 流させる・・・




異様な形。  巨大なコンペイトウ と言おうか・・・ 直径10cmのバイキンくん と言おうか・・・




異様な色。  赤紫色と黄緑色のストライプカラー。 この世のモノとは思えない 毒々しい色・・・




なんだか よくワカラナイが 螺旋状の 弦(つる)みたいなのも いっぱい飛び出している・・・




こんなの ぜったい この惑星の “料理”じゃあーなぁーいッ!




さあああああああ・・・




紋樹の顔から完全に血の気が引いた




だが それを見た 邦夫 が 言う事 には・・・




「 おおお! 紋樹っ! あまりに “おいしそう” だもんだから “感激” したのかあ? 涙なんか流したりしてぇー 」




ふる  ふる  ふる  ふる  ふる  ふる




紋樹 は 怯えた顔で 頭 を ふる が・・・




「 おおお! 紋樹っ! そおかあっ! 俺がこんなにも “上手く” 料理ができる事に “感動” してるんだなぁー 」




ふる  ふる  ふる  ふる  ふる  ふる




紋樹 は 必死に 「 ちがう ちがう 」 と 頭 を ふる が・・・




「 おおお! 紋樹っ! なるほどっ! 顔色が変わるほど 俺の“意外な才能”に“感嘆”してんのかぁ〜? そうかそうかぁー 」




ふる  ふる  ふる  ふる  ふる  ふる




紋樹 は うつむき 紫色の汗と緑色の涙 を流しながら 「 そおじゃなくてぇー 」 と 頭 を ふる が・・・




「 おおお! 紋樹っ! わかったっ! コレでは 量 が 足りないんだなぁ? 見かけによらず この食いしん坊さん♪ 」




ちょん♪




邦夫は 能天気に 凝固した紋樹の頭を 人差し指で突っつく・・・




ふ ら あ あ あ あ ・ ・ ・




紋樹は気が・・・ 本当に遠くなる・・・  倒れそうになる・・・  死にそうになる・・・




いや  本当に 死んだ方がマシだったりして ・・・ ・・・ ・・・




「 きいい・・・ (邦夫さん の ばかぁ・・・) 」




涙声で抗議するも 悲しいかな 今の彼女は サル・・・



邦夫に 「声」が 届くはずも無い・・・



そして・・・




「 それじゃあ 紋樹。 いっただっきまぁーす。 」




邦夫は椅子に座ると さっそく その 『 ドンパッチ 』 なる“料理”を食べ始めた。




がつ がつ がつ がつ   むしゃ むしゃ むしゃ むしゃ   ぱく ぱく ぱく ぱく




よっぽど お腹が減っていたんだろう。  邦夫は貪る様に 『 ドンパッチ 』 を食べる。



「 はあー うんめえーっ!  やっぱウチで食べるのが 一番ウマイぜぇーっ! 」



両手に 半分食べかけの 『 ドンパッチ 』 を握り締め



口の周りに 『 ドンパッチ 』 のカケラをいっぱい引っ付けた 邦夫 が



顔 を 上げて 一息つく。



その顔は ほんとうに “ 美味しそう ” な 表情 だ。




「 き・・・ きいいい・・・ (そんなに・・・ マズくはないのかも・・・) 」




紋樹は おそるおそる 『 ドンパッチ 』 の 一つ ・・・ なるべく 小さめなのを 手に取る ・・・




☆★☆ つーーーーーーーーん ☆★☆




とんでもない 『 刺激臭 』



いま流行りの ナントカとか云う 激辛香辛料 を そのまま お団子 にしても こんな “香” はしないであろう



こんなの を 口に放り込んだら ・・・ もう “その結果” は わかり過ぎるほど わかる



だけど・・・




がつ がつ がつ がつ   むしゃ むしゃ むしゃ むしゃ   ぱく ぱく ぱく ぱく




邦夫 は ほんとうに美味しそうに この 『 ドンパッチ 』 を 口に頬張る




ごくりっ・・・




紋樹 は 覚悟を決めた!



両目を固くつぶって 両手で握った 『 ドンパッチ 』 を 無理矢理 口に放り込む!




か ぷ り ・・・ ひとかじり ・・・




「 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 」




しばし ・・・ 沈黙 ・・・



『 ドンパッチ 』を半分 口に頬張ったまま 動かなくなった 紋樹・・・



艶のあるブラウンの毛並みが みるみる色を失ってゆく ・・・ 灰色になってゆく 紋樹・・・



しばらくして ・・・




さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら




風に吹かれ・・・  灰となった紋樹が・・・  崩れてゆく・・・  散ってゆく・・・




さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら




さようなら・・・ 紋樹



ありがとう・・・ 紋樹



紋樹・・・



僕たちは 君の 愛くるしい笑顔を・・



“人間形態”のときの ナイスなバデイを・・・



短い ひと夏の ステキな思い出を・・・



永遠に忘れないだろう・・・



さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら さら



こうして・・・



少年と少女(?)の 種を超えた恋物語 は はかなく 終わったのだった・・・






She Monkey        完













「 紋樹? なに 白目むいて固まってんだぁ? ああ、そうかぁ、 あまりの“ 美味 ”に 気絶したんだぁ。 そうだろう? 」



がつ がつ がつ がつ   むしゃ むしゃ むしゃ むしゃ   ぱく ぱく ぱく ぱく



「 うん! うんめぇ! 」



がつ がつ がつ がつ   むしゃ むしゃ むしゃ むしゃ   ぱく ぱく ぱく ぱく





紋樹は  わずか残った意識の中で 考えた・・・  一生懸命 考えた・・・


「 食事は あたしが“人間の時”に しっかり たくさん 作っておこう・・・ 」  と ・・・


それと ・・・


「 邦夫さん の コノ “味覚障害”・・・ あたしがナントカ直さないと・・・ 」  と ・・・




紋樹は  どこまでも  どこまでも  健気な娘(コ)である。


いまどき こんな しっかり者のイイ娘(コ)は そうザラに 居るモンじゃーないっ。




サル だけど ・・・ ・・・ ・・・














「 ふー喰った喰ったぁ! あー腹イッパーイッ! 」



ぱん ぱん



邦夫は 満腹の腹を たたく



「 ・・・・・・・・・・・・・・・ 」(←紋樹)



紋樹は アノママの格好 で 椅子の上の オブジェ と 化していた。



「 よおーし! メシも喰ったから 今度は風呂だあ! 紋樹 いっしょに入ろう! 」



ひょい   とた とた とた とた とた とた とた・・・



「 ・・・・・・・・・・・・・・・ 」(←紋樹)



アノママの格好で白目のまま凝固したままの “彼女” を脇に抱え 邦夫 は バスルーム に 急いだ。






「 そういやあ おまえの母さんの サクラ とも よく一緒に風呂に入ったなあ 」



邦夫、 服 ぬぎ ぬぎ ぬぎ ぬぎ ・・・



「 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 」(←紋樹)



紋樹、 床の上 アノママ固まったまま ・・・



「 さあ、紋樹。 きれいきれい しようなあ 」



ひょい   かららららら   かぽーん!



邦夫は 紋樹を 抱き上げ とうぜん 素っ裸で 風呂場に入った・・・




し ゃ あ あ あ あ あ あ あ あ あ ・ ・ ・ ・ ・ ・


ごし ごし ごし ごし ごし ごし ・・・


かぽーん ・・・



「 ああッ きぃーもちいーい! 紋樹 気持ちイイかあ? 」


「 ・・・・・・・・・・・・・・・ 」(←紋樹)


邦夫は シャワーを浴びながら 


紋樹の 気のせいか ナゼか 灰色がかったブラウンの毛並を シャンプーで洗っていた



あわわ あわあわ  あわわ あわあわ  あわわ あわあわ  あわわ あわあわ



邦夫は シャンプーを よく泡立たせながら 紋樹の全身を くまなく洗う


紋樹は・・・  実はまだ 気絶していたりして・・・ ・・・ ・・・






し ゃ あ あ あ あ あ あ あ あ あ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ごし ごし ごし ごし ごし ごし ・・・



「・・・それにしても・・・なんでなんだろうなぁ・・・あんなに可愛い娘(コ)だったのに・・・」



し ゃ あ あ あ あ あ あ あ あ あ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ごし ごし ごし ごし ごし ごし ・・・



「・・・やっぱり・・・アノ島を離れたからなのかな・・・ タイプM はアノ島でしか人間の姿になれないのかも・・・」



し ゃ あ あ あ あ あ あ あ あ あ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ごし ごし ごし ごし ごし ごし ・・・



「・・・だとしたら俺は・・・やっぱり・・・親父の言うとおりに・・・」



し ゃ あ あ あ あ あ あ あ あ あ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ごし ごし ごし ごし ごし ごし ・・・






その時である






ぽ ぉ む ぅ う

もわあ   もわあ   もわあ   もわあ   もわあ   もわあ   もわあ   もわあ  もわあ





突然! 気の抜けた風船が ハゼタような お間抜けな 音 と共に ピンクの煙 が バスルームに充ちた

ピンクの煙で バスルームの中が なにも 見えなくなった





「 ケホッ!ケホッ! ・・・なっ・・・なんだあ??? ・・・なにが 起こったんだぁ??? 」

む わ あ あ あ あ あ あ ん ん ん







やがて・・・ バスルームに充ちていた ピンクの煙 が 晴れてきた・・・

そこには・・・

ハイッ!  お約束ぅぅぅ♪♪♪  ・・・ ・・・ ・・・







ぷ し ゅ わ あ あ あ ぁ ぁ ぁ あ あ あ ぁ ぁ ぁ







邦夫の 『 鼻の穴 』 から 噴水の如く立ち上る 血しぶき

邦夫の 『 鼻の穴 』 から 泉のように湧きあふれる 鮮血




「あ あ あ ・ ・ ・ あ あ あ ・ ・ ・ あ あ あ」




(邦夫の噴き出た『 鼻血 』で) 紅(くれない)に染められる 処女(おとめ)の白い肌




「う あ ぁ ぁ ・ ・ ・ は あ あ ぁ ぁ ・ ・ ・ も ・ ・ ・も ん じ ゅ ・ ・ ・ あ あ ぁ ぁ」




(のぼせた)紅(くれない)の意識の中・・・ 少年の息づかいが・・・




ぷ し ゅ う ・ ・ ・ し ゅ う ・ ・ ・ し ゅ う う う ぅ ぅ ぅ




バスルームに拡がってゆく 赤い“(鼻)血”・・・  赤い“液体”・・・  童貞(ちぇりー)の証(あかし)か・・・




ふらあああ・・・  ばったあああぁぁぁんんん!!!

「はらへろはらひろ・・・ もん、もん、もん・・・ はだか・・・ はだ・・・ はだ・・・ はははははは・・・」


ついに 邦夫は ぶっ倒れた

なんだか 訳のワカラナイうわ言を 口走っている



ぴよぴよぴよぴよぴよぴよ ぐるぐるぐるぐるぐるぐる     ぐるぐるぐるぐるぐるぐる くるくるくるくるくるくる



邦夫の頭の周りを 何羽ものヒヨコが 駆け回り

邦夫の両目は ナルトの渦巻き模様 に変身!  くるくる  と  回転  している




「 ・・・はっ!!! 」

“ 人間形態 ”に 変身したせいだろうか?

紋樹 が やっと 意識を取り戻した



「邦夫さん???・・・」

身体を起こした 紋樹 の 視界 に 飛び込んできたのは

鮮血(=鼻血)の鏡の池に沈む 愛しい男 の (スッポンポンの) すがた だった。



「きゃあああ! くっ 邦夫さああん!!!」

スッポンポン の 泡だらけ の 身体 で 邦夫を抱き上げる 紋樹!

「いやああ! 邦夫さん! 目を開けてぇーっ! 死なないでええ!!」


ゆさゆさ  ゆさゆさ  ゆさゆさ  ゆさゆさ  ゆさゆさ  ゆさゆさ


叫びながら紋樹は 邦夫を揺さぶる


ぷるぷる  ぷるぷる  ぷるぷる  ぷるぷる  ぷるぷる  ぷるぷる


邦夫を揺さぶる 同じリズムで 紋樹の両胸(推定Eクラス)が 揺れる


「・・・う・・・うう〜ん・・・」


邦夫が 意識を取り戻した


「・・・うん・・・もん・・・じゅ・・・」


意識を取り戻した 邦夫の 視界に飛び込んできたモノ


どんっ!!!
ぷるぷる  ぷるぷる  ぷるぷる  ぷるぷる  ぷるぷる  ぷるぷる

目の前で揺れる 乙女の 推定Eクラス !!!


ぎゅううう!!!
あわわ あわあわ  あわわ あわあわ  あわわ あわあわ  あわわ あわあわ  あわわ あわあわ  あわわ あわあわ

スッポンポンの自分に 抱きつく  一糸まとわぬ 白い素肌の スッポンポンの泡娘 !!!




どぅ ぷぅ しゅう わ あ あ あ ぁ ぁ ぁ あ あ あ ぁ ぁ ぁ あ あ あ ぁ ぁ ぁ あ あ あ ぁ ぁ ぁ あ あ あ




再び 高く高く 噴水の様に 吹き上がる 邦夫 の 鼻血 !!!


「 ぷ ・・・ ぷるぷる  ぷるぷる  ぷるぷる  ぷるぷる  ぷるぷる  ぷるぷる ・・・
  あ ・・・ あわわ あわあわ  あわわ あわあわ  あわわ あわあわ  あわわ ・・・ ・・・ ・・・ 」


再び 訳のワカラナイ うわ言 を 口走りだす


「かかかかかか・・・・・・・・・(がくっ!)」


再び 気絶!  本当に 悶絶!  いや まさに “MON(モン)ゼツ”!!!




「い や あ ぁ・・・く に お さ ぁ ん・・・い や あ ぁ・・・こ ん な の・・・こ ん な の い や ぁ ぁ あ あ ぁ ぁ」

せつない 処女(おとめ) の 絶叫(さけび) が かなしく 部屋中 に 響き渡った・・・


ぎ い ぃ ぃ ぃ ゆ う う ぅ ぅ う う ぅ ぅ う う ぅ ぅ う う う う う う ・・・ ・・・ ・・・
 
せつない 処女(おとめ) は 絶叫(さけび)ながら 愛する男 を 抱き締め上げる・・・



サル の ちから で ・・・ ・・・ ・・・



めきめき  ごきごき  ばきばき  ぽきぼき  がきがき ・・・・・・  ぐしゃあ  ・・・・・・・  くちゅ ・・・・・・・



「・・・・・・・・・・・・・・・(絶命)・・・・・・・・・・・・・・・・」(←邦夫)



嗚呼

無残かな 邦夫

哀れかな 邦夫

愛する彼女に抱かれて

君は逝く・・・


さようなら 邦夫

ありがとう 邦夫


僕たち は 忘れない  

君の 漢(おとこ)らしさを  

君の あの 雄たけびを


残された 彼女のことは 心配するな

僕たち が しっかり “面倒” みるから

イロンナ意味で・・・ ・・・ ・・・




She Monkey        完





かさかさ ・・・ かさかさ ・・・ かさかさ ・・・ かさかさ ・・・ 

しゅわしゅわ ・・・ しゅわしゅわ ・・・ しゅわしゅわ ・・・ しゅわしゅわ ・・・



若い二人の お馬鹿なイトナミ(?) が 風呂場で展開されていた ちょうど その頃

若い二人の 居る 元研究所への侵入を試みる


いくつもの 妖しい異形の影の群れ が あった ・・・・・・



かさかさ ・・・ かさかさ ・・・ かさかさ ・・・ かさかさ ・・・ 

しゅわしゅわ ・・・ しゅわしゅわ ・・・ しゅわしゅわ ・・・ しゅわしゅわ ・・・ ・・・ ・・・







She  Monkey  NUDE             some time ...  some day ...


NEXT