永遠の愛を 第1話  - Sunshine   様



柔らかな風が吹く8月の夏日だった。太陽が雲の隙間から堂々と姿を現してる、晴天の良い日だった。


「今日やることねぇなぁ。」



と暇そうな淳平。部屋でゲームをしてると、ベッドの下に下手にかくしてあるエロ本を手にしようとしたときに、



トゥルルルルルル・・・



ガチャ



「もしもし?淳平君?」


(この声は・・えっ!?西野?)



淳平はエロ本読んでるときに西野から急に電話が来てあわてていた。


いそいで、ずぼんをはき、電話に出た。


「あ・・・はい!?真中です!」



「・・もう!淳平君?いつまで待たすのさ〜?そ・れ・よ・り、今からあたしんちにきてくれない?味見してほしい物があるんだけどぉ、親とか今日だれもいないあからする人いないんだ〜。ねぇどう?」



(西野んちにいく!?しかも二人きり!?・・・まさか〜西野?)



「もう!淳平君!どうしたの!?来るの!?来ないの!?」



つかさはあまりの淳平の答えの遅さにいらいらし始めた。



「えっ!?じゃぁ・・えっと・・はい。行きます・・。」



「本当!んじゃあ待ってるからね!バイバイ〜。」



ガチャ・・・プ〜プ〜



淳平はドキドキしすぎたあまりベッドに寝込んだ。



「あぁ〜西野!!どうゆうつもりだよぉ〜!健全な高3男子を部屋に・・・」


すでに淳平は妄想ムードだった。


妄想中・・・


「淳平君、実はあたしのここを味見して欲しかったの!お願い!早くぅ〜!!」


そして・・・・





妄想してからか、いつの間にか西野の家の目の前。



ピンポーン



「はい?淳平君?ちょっと待っててね!」



ドアがあくと、西野はすごく露出の激しい服を着てた。



「どうぞ!淳平君!」


永遠の愛を 第2話 - Sunshine  様



つかさの家に入った二人・・・。
キッチンから甘い、いい香りがしていた。



「じゃぁあたしケーキもって行くから部屋で待っててね、淳平君!」


つかさが笑顔で淳平に言った。



「あっ・・・うん。」



階段を一段一段上ってゆく淳平の頭の中は混乱していた。たとえてみると、脳の中にエッチなことしか考えてない軍団が理性をたもとうとしてる軍団に総攻撃をしているところ。


「西野一体どんなつもりで・・・。」



思わず淳平はベッドに座った。



ガチャ・・・



「おまたせ!!えっとね、今回はチョコレートケーキなんだ!じゃヵ早速食べてみてよ!」



「あっ、じゃぁいただきます・・・。」



淳平の食べる顔をじっと見つめるつかさ。淳平もそれに気づき、照れる。



「どう?味しつこくない?」



「もう全然そうゆうのねぇよ!マジでうまい!さすが西野だな!」



「ありがと・・・。」



その言葉を発する西野は目線をそらせ、顔をあかくしてこういった。



「本当は違う目的で淳平君を家に呼んでたりして・・・なーんて!」



・・・一瞬時間が止まったような静かさが部屋を取り囲んだ。



「西野・・・。」



すると、つかさはいきなりベッドの上に体を寝かせた。



「淳平君。やって欲しいことがあるの。・・・あたしたち、恋人でしょ?・・・キス・・して欲しいなって・・・。」



つかさは恥ずかしながら、この台詞をはいた。


「えっ・・・。う、うん。」



淳平はゆっくりつかさの唇に自分のを重ねた。長い間唇同士はお互いを離さなかった。


「うん・・・。んん・・・」



そうつかさは声を出すと自分の手を淳平のあごに乗せ、自分の唇に強く押し付けた。


そしてやっと離した。



「西野・・・。」



淳平は脳の中のエッチ軍団がついに勝ってしまった・・・



気がつくと、淳平の手は、つかさのシャツの中に姿を消した・・・。



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