その後小説『endless strawberry』- car   様


scene1「再会」 

大好きな西野(きみ)と共に新たな未来(シナリオ)を描いてゆく
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「ホントに久しぶりだね。さっきも言ったけど、とっても大人っぽ くなったよ淳平くん。」
「そぉかな〜。自分ではそんな感じないんだけど・・・。」
「ううん。淳平くんは変わったよ。なんてゆうか・・・その・・・ かっこよくなったよvv」
「え!?マジで!?西野にそう言われると照れるな〜。」
「フフッ、単純なとこは相変わらずだね〜。」
「なんだよ〜。そうゆう西野こそ・・・。」
「えっ、私がな〜に?」
「いや、なんてゆーか、その・・・。」(改めて見ると西野、すっ ごくキレイになってるな。前からカワイかったけど、今は大人の 色気が・・・ww)
「コラッ!!今エッチなこと考えてただろ!!も〜、そーゆうとこ はちっとも成長してないんだから!!」
「い、いやっゴメン、ゴメン。なんか西野、すごいキレイになって たからみとれちゃって・・・。」
「ホントに?ホントにそう思ってる?」
「ああ。西野、すごいキレイになったよ。」
「じゃあ許してあげるっ!!ありがと淳平くんvv」
「・・・手紙読んでくれたんだ。来てなかったらどうしようかと思 ったよ。」
「うん・・・。でもビックリしたよ、いきなり淳平くんから手紙が 来たと思ったら、”西野が日本に帰ってくる9月16日にいつも の公園に来てくれ”なんて書いてあるんだもん。」
「ゴ、ゴメン。でも、西野が自分の誕生日に日本に帰ってくるって 聞いたから、絶対にその日のうちに会いたかったんだ。」
「そうだったんだ。ありがと、ステキな誕生日プレゼントだったよ vv」

それから色々な話をした。西野のパリでの出来事や淳平の旅の話、映研のメンバーで集まった時の話などをしているうちにあっというまに時間は過ぎていった。


scene2「転機」


「すっかり遅くなっちゃたね。そろそろ帰ろうか淳平くん?」
2人が話し込んでるうちに辺りはすっかり暗くなっていて、公園に人影も少なくなっていた。
「そうだな。危ないから家まで送るよ。今日は帰国したばっかりで 疲れてたのにゴメンな。」
「そんなことないよ。私も淳平くんに会えて嬉しかったし・・・。 ステキな誕生日プレゼントももらえたしねvv」
「ははっ、じゃあ帰ろうか。」
そうして2人は西野の家の前まで来た。
「送ってくれてありがとね淳平くんvv」
「どういたしまして。久しぶり家族水入らずで楽しみなよ。」
「うん。あっ言い忘れるところだった。」
「えっ何?」
「4年前にも言ったけど・・・。ふつつか者ですが今後ともよろし くお願いします!」
「おう!こちらこそよろしくな!!」
そうして淳平は西野と別れたあと自分の住むアパートへと帰った。淳平は2年ほど前から1人暮らしをしてるので今は気ままな生活を送っている。
「しかし、西野ホントにキレイになってたな〜。あんなコが俺の彼 女なんてちょっと信じられないや・・・。あれっ?留守電が入っ てる。誰だろう?」
「ピッー、メッセージヲサイセイシマス
 ・・・ああ、真中君。角倉だけどウチの事務所にきてほしいとい う件なんだが、それに関連したことで大切な話があるから至急連 絡をくれないかな?待ってるよ。それじゃあ。
 ・・・メッセージノサイセイガシュウリョウシマシタ。」
「角倉さんか・・・。なんだろう大切な話って?とりあえず連絡し てみよう。」
淳平はこれが大きな転機になるとはまだ気付いていなかった。