突発SS 1
「ただいまー」
玄関からきっちり定時に終業し帰宅したこの家の主の声が聞こえる。
「はーい、おえりなさい」
黒髪をゆらし急ぐ、エプロンは午前中につけてからそのまま、眼鏡をかけているのは今まで執筆していたからだった。
「ああ、ただいま、やっぱりこれ以上早く帰れないなあ」
「うふふ、無理しないでね、んー」
「んっ」
靴を脱ぐ前にお帰りのkiss。
唇よりふくよかで柔らかな胸が先に当るのはいつもの事だ、ワイシャツ越しであっても気持ちいい。
「静かだけど寝てるかい?」
「ええ、その間に少しでも話を進めたくて・・・締切りまでまだ時間があるんだけどね」
「そっか、じゃあ台所は俺にまかせてよ、この前みたいに皿割って起こさないよ」
「くすくす、ありがとう、じゃあ書斎に戻るね」
「おう、根詰めすぎるなよ」
今や売れっ子の著名人『東城 綾』
妻の後姿を見送るとズボンと靴下を居間のソファーに脱ぎ捨て、トランクスを覗かせつつ腕まくりをしながらキッチンへと向った。
「今日は何にしようかなあ〜」
だらしない格好で冷蔵庫に頭を突っ込んでる姿は、つまみ食いしている子供にしか見えない。
「いいゴーヤーがある、よ〜し、沖縄風にしよう、ということは豚肉と〜豆腐と〜」
鼻歌交じりに主夫をしている、その事にまるで抵抗はないようだ。
「あの子達にも食べれるように苦いゴーヤーを薄く切らなくっちゃ」
慣れたものであった。
「ただいま〜、あん、いいにおい♪おなかペコペコなんだよね、今晩は何かなあ〜」
「ん〜っ」
妻の帰宅にキッチンから暖簾越しに顔を出し、フライパンを持ったまま小鳥のkiss。
「おかえり、お惣菜買ったの?」
「うん、たまには買わないとね、一応うちの店の押しはお惣菜部門だし」
「じゃあそれも温かいうちに出そう、おいしいからすぐなくなるよ」
「着替えてくる〜汗かいてるからクサイし〜」
「ノンビリおいで、おかずはこれで間にあうからさ」
通勤用の上着を脱ぐと大手スーパーのエプロン姿の妻。
エプロンを押し上げる豊満なバスト、お尻の形をくっきり浮かばせるタイトスカート、
制服がこんなに似合う女もいないだろう。
『北大路さつき』は発注の手続きを部下に任せて倉庫から直帰して来たのだった。
大きなダイニングテーブルに人数分の食器、大人の椅子の横にはベビーチェアー、
お味噌汁の鍋の横には山積の汁椀、
電子レンジ内で待機中のゴーヤチャンプルーなど準備はオーケーだった。
「さて一通り済んだっと、まだシャワーかな・・・チャーンス♪静かなうちに特攻してこよう〜」
「んー、おぱよー・・・おなかすいた〜ごはんまだー」
いそいそバスルームへ向う真中に、目をこすりながら金魚柄のパジャマ姿の幼な妻が『朝』の挨拶をしてきた。
「おまえなあ〜いつまで寝てんだよ、ネットゲームやりすぎだっば」
「そんなこと言ったって、夜泣き担当だもん、暇な時はしてもいいでしょう、もうじゅんぺーのエッチ」
「なんでそこでエッチが出るんだ」
「だっていまからさつきちゃん襲う気でしょ、だからエッチ」
「お、俺はそんなつもりは・・・せ、洗濯物を出しに行くだけだって」
「ふ〜ん、パンツ見ればわかるようっだ、べーっ」
「なにっ、あっしまっ・・・男の生理に負けた・・・_| ̄|○ 」
「もう少し寝るから夕食始まったら起こしてね、ふわー・・・おやふみ・・・」
いつまでも子供っぽい『南戸 唯』は言うだけ言ってしまうと子供部屋に戻っていった。
その姿で寝ていれば、いずれ大きくなる子供と区別できないだろう。
しかし懸命に母親している姿を見ると壊れるほど抱きしめたくなる、今は感謝の気持ちで一杯だった。
戦意喪失してしまった真中は居間のテレビを付けるとビールを空けた。
「くーっっ最高〜っ、野球はたしか巨人と阪神だったっけ、野球が終る頃に迎えに行けばいいかな? しばらくしたら携帯で連絡とって見るかぁ」
帰宅が一番遅い妻を想う、今は夕方の駆け込み需要で忙しいことだろう。
その後に仕込みも控えている、朝はほんの少し皆より遅いだけなのだ、疲れを見せない姿が少し心配だった。
留学をあきらめたが世界屈指のケーキ職人に仕えているのだ、
洋菓子の三ツ星店が東京進出、コネもなく飛び込みで厨房見学、そのまま就職と言う奇跡と努力とねばりで獲得した職なのだ。
二号店を持つなら『西野つかさ』だと噂されている、気合い十分、戦闘服に身を固め働く姿は凛々しい。
「帰ってきたら・・・ふへへへ、甘いにおいがするんだよなあ〜どこもかしこも・・・うへへへ」
鼻の下をのばしっぱなしの真中だった。
突発SS 2
「ふ〜気持ちよかった〜すっきりしちゃった」
さつきが魅惑のボディをバスタオル一枚巻くだけの姿で惜しげもなくプルプル震わせて現れた。
「ビールおいしそう、も〜らいっと♪」
俺が持っていたコップを握っていた右手ごと掴んで口をつける。
「おっととと、こぼれるって」
くーっと飲み干す、上気した首筋、滑らかなラインの鎖骨を見せ付けるようだ。
(おお、タオルはずれないかな〜胸ではちきれそうだ〜)
「ぷはぁー美味い!この一杯が幸せ〜、ビールのお礼♪チュッ」
椅子にだらしなく座っていた俺の膝に向かい合って座ってきた。
豊満な胸のせいでバスタオルも持ち上がり、肝心な下はヘアがチラチラ見えていた。
それを大胆に跨いできた、薄い茶髪のそこが泉の様に光っているのを俺は見逃さなかった。
股間をあわせるようにぴったりと抱き合う。
「改めてただいま、えへへへ、幸せだよ」
「ああ、そうだなあ」
トランクス越しに膨らんだモノがさつきの泉を刺激する。
「あん、動いてる・・・うふふふ」
「もっと幸せになろうか? ほらここ・・・ぬれてるよ」
腰をしっかりと抱きしめていた手を外モモから内モモへ這わせ、敏感な肉の小さな突起に触れる。
「んっああん、真中ぁ、気持ちいい・・・」
「よーし・・・剥くぞ・・・」
包皮してるさつきのモノを慣れた手つきで剥き出しにした、これだけでいつもさつきはイってしまう。
「ひゃんっ、あ、あ、あ〜、ダメェ力抜けちゃうぅ〜」
ビクビク痙攣する腰にあわせヒップもうねり俺の欲望をダイレクトに刺激する。
トランクスをずらしてモノだけ出す、さつきの泉の輪郭をモノでなぞる。
やさしく上下して、痛いぐらい固くなったさつきの肉芽に鈴口をこすりつける。
「ああああっいくっ、アレがこすれて・・・ああ、またいっちゃうっ」
熱い液体がモモを伝っていくのがわかる、軽く潮を吹いたらしい、
こんなに無我夢中になってる様はたまらなくかわいい。
「先っちょにクリが入るか試してみようか・・・よーし」
俺のガマン汁とさつきの潮でベトベトなそこをグニグニ擦りつける。
「あ゛あ゛あ゛あ゛」
ぶるぶる頭を横に振るさつき、目を閉じて耐える顔をみると意地悪したくなる。
浅く出入りさせるようにしてるとムニッと入った。
「んおお、入ったな・・・舌入れられたみたいだな・・・ほら、さつきが俺に入ったよ」
「そんなの見たら出ちゃうよぅう、あーん・・・もれちゃうぅう」
「出せよ・・・イケよ、ほらっ、これでイケるだろっ」
細かく振動をつけピンと固い肉芽を刺激する。
「あーっ、あああっ・・・真中ぁっ」
ブッシャーッ、ビシャッ、ビュシャーッ
潮が勢い良く吹き出た、俺のモモを熱いそれが降りかかる。
射精のようなそれは男と違い、更に敏感になってイキ続けることかできる。
固く瞳を閉じて、胸をプルプル震わせながら爪を俺の肩に食い込ませて快楽に耐えるさつき。
ふわーっと力が抜けた・・・まだ挿入してもないのに・・・気を失ったようだ。
俺の顔はにんまりしてるんだろうな、まだいくらでもさつきを狂わせることが出来るんだから・・・。
力の抜けたさつきを抱き上げソファーへ運ぶ、だらりと足を下にたらして横向きに寝させた。
上になった足のヒザ裏に手を入れて思い切り開くと、さつきの濃い目の繁みがきらきらと濡れて光っている。
別な生き物の様に泉はうごめき、ぬらぬらとした粘液を染み出させている。
すぐにでも自分の欲望を入れて掻き混ぜたい・・・そこを抑えてもっとさつきが喜ぶ事をしたかった。
薄目を開けて自分を取り戻しつつあるさつきの口元に、潮とガマン汁でベトベトの俺の肉欲を押し付ける。
「ほら、きれいにして・・・もっと大きくするんだ、そうしないと入れないぞ」
「はぁい・・・真中ぁ・・・ちゅっ、ちゅるるっ・・・んはぁ・・・汁がいっぱい出てくるよ、おいしい・・・」
「玉も舐めてきれいにして・・・ああきもちいい・・・次は全部奥まで咥えるんだ」
・・・ぬちゅう・・・
歯はまったく当らない、一気に奥まで飲み込むさつき、喉の奥に亀頭が当る。
舌の根元と口蓋の天井がカリに引っ掛かり、舌の全体で肉欲を包むように絡めている。
ふっくらとした唇はきつく締め根元に刺激をあえる。
潤滑液の唾液があふれる、ストロークが激しくなるほど大きく張り出した亀頭が唇をめくれさせた。
圧力の所為でえくぼになる頬・・・息苦しさに涙目になる瞳・・・
「・・・んんっ・・・んっんっんっ・・・」
・・・ぢゅぼっぢゅぼっぢゅぼっ・・・
「いい子だ、そのまま続けて・・・ご褒美をあげるよ・・・」
膣に突っ込んだような快感が走る、たまらなくなって頭をソファーに押し付けると俺から動き出した。
さつきは口腔に快感のツボがあるのだ・・・その証拠に口蓋をえぐるように動かすとトロトロと下の口が濡れてくる。
「・・・っくっ・・・うくっん・・・ふっ・・・っ・・・んふっ・・・」
「ああ、たまんねぇ・・・もっとよくしてやるよ・・・」
・・・じゅぶっ・・・じゅぐじゅぐじゅぐじゅぐ・・・
薬指と中指を泉に突き立てかき回した、どろどろに濡れている粘膜は乱暴な行為を簡単に快感に変えてしまう。
「んふっ・・・んーうううっ・・・んっんんん、んーっ・・・」
「もう二本増やすぜ、四本・・・入るかな・・・ぐっ・・・きつきつだぜ・・・」
・・・じゅぶっずぶずぶずぶっ・・・ずぶっすぶっずぶっすぶっずぶっずぶっ・・・
「んふうぅぅーっくぅんんんんんっ・・・んうぅーっ」
背中を反らせて腰を振る、その貪欲に求める姿はもっと奥を責めて欲しい合図だ。
愛液が飛び散りきらきらと光っている。
(きれいだ・・・さつきが悶えてる姿はいつ見てもいい・・・すぐにでもいきそうだ、抜かなきゃ・・・さつきは中出しが好きだもんな・・・)
「よし、俺のを入れてやるからな・・・中でぶちまけてやる・・・」
おもむろにさつきの口から引き抜く、舌が俺を求めて追いかけている・・・かわいいその口に指を突っ込む。
「さつき・・・おまえのだ・・・舐めてきれいにするんだ・・・」
「ふぁぃ・・・ぴちゃぴちゃ・・・ちゅ・・・んふう・・・」
「いくぞっ」
ズドンと腰をすえて一撃を加えた。
ずりゅぅうううっと根元まで一気に突っ込む、襞が物凄い圧力で絡んでくる。
肉に押し戻されそうになりながら、さつきの固く飛び出た肉芽に恥骨をぐりぐり押し付けた。
「あっあひぃっ!!・・・真中ぁ・・・いいよぅ・・・あっ、ひっ、ひぐぅっ・・・」
夕食前のリビングでそんなに時間もかけられない・・・俺は急いで勝負に出た。